金属溶射でボルトナット座金100年耐久時代

取り替えの手間とコスト大幅カット!
資源削減で、環境への配慮も!

ボルト・ナット・座金

ボルト・ナット・座金の
サビや腐食でお困りの方必見!
金属溶射で、ボルトもナットも
ぐんと長持ちさせることが
可能です。
取り替えの
手間とコスト削減!
資源削減で、環境への配慮も。
ボルト・ナット・座金の
溶射加工、
防食溶射、
防錆ボルトなどについて、
ぜひご相談ください。

100万本以上の
導入実績

NEXCO西日本での
採用実績あり

錆びによる
塩害の多い地域での
多数採用

金属溶射とは?

溶射とは

溶射とは、部品を長持ちさせていくための技術です。
溶射対象である母材へ、溶射材料となる金属やセラミック、その他材料を、ガスや電気の熱源を利用して溶融させ、吹き付けて皮膜を形成する技術を指します。
特に、防食溶射は、部品の耐食性や耐腐食性を高め、錆びにくいボルトや防錆ボルトなどの製品に広く活用されています。
生成された皮膜は、部品に様々な効果を持たせることができ、部品を長持ちさせることが可能です。
成膜された溶射対象母材は、元々持ち得なかった性能を持つことが可能となり、基材の耐久性、耐食性、耐摩耗性、耐熱性などが向上します。

こんな場面で
金属溶射が大活躍

  • 防食を目的とした溶射

    • 橋梁(ボルト、支承、橋桁、伸縮装置)
    • 高速道路(ボルト類、その他腐食部品)
    • 鉄道分野
    • 港湾施設、設備関連

  • 耐熱/ 遮熱を目的とした溶射

    • 重工業(加熱炉、ボイラー)
    • プラント(真空炉、焼却炉)
    • 発電所(ガスタービン)
    • 航空(ジェットエンジン)

  • 耐摩耗を目的とした溶射

    • 製鉄所(ロール、シャフト等)
    • プラント(オイルシール摩耗)
    • 製紙(製紙ロール)
    • 各種軸受け、スリーブ等

  • その他

    • 摩耗部の肉盛復元
    • 硬度UP、耐衝撃性付与
    • 導電性、絶縁性
    • 半導体製造装置部品

溶射のメリット

  • 母材の材質を選びません

    炭素以外であれば、特殊材料でもあるセラミック等にも溶射を行うことが可能です。

  • 母材金属への熱影響が少ない

    ゆがみなどの影響が出ることがありません。

  • コスト削減

    消耗頻度が格段に低下するので、メンテナンスや交換にかかる費用を抑えることが可能です。

  • 必要箇所のみの溶射対

    必要箇所へのみ溶射することも可能で、経済的な母材をご使用いただけます。

  • 元々の形状に修復/再生可能

    損傷部の寸法を復元し、その後仕上げ加工を実施することで、新品、または耐摩耗性の向上などの機能を向上させることで、元の状態以上の性能に修復することができます。

高力溶射ボルトの
試験結果(高力ボルトへ金属溶射皮膜を施したボルト)

高力溶射ボルトとは、高力ボルトへ金属溶射皮膜を施したボルトのことを指します。
長期防食性を付与するため、高力ボルトへ金属溶射皮を施し、F10 Tの仕様を確保した長期防食性を確保したボルトの防食性能の高さを比較しました。

暴露試験状況

最も塩害に晒される沖縄県
(西表島@網取桟橋2016年〜)で実施中

表では、6年の間で他表面処理には腐食が見受けられるが、高力溶射ボルトについては腐食が見受けられていない。

2022年9月27日時点(暴露約6年)
表面処理方法 AlMg Zn C5 SUS 無塗装
試験材 高力ボルト(M22×80;F10T) 高力ボルト(M22×80;F8T) 高力ボルト(M22×80;F10T) 六角ボルト(M22×80) 高力ボルト(M22×80;F10T)
Al-5Mg溶射:100~300μm(封孔あり) 溶融亜鉛めっき:75μm 亜鉛防食塗装系(F11):295μm ステンレス(SUS304) 無塗装
状態
(6年経過時点)
腐食なし

腐食なし

軽度の腐食あり

軽度の腐食あり

錆の進行あり

錆の進行あり

一部に腐食あり

一部に腐食あり

著しい腐食進行

著しい腐食進行

複合サイクル試験結果

JIS耐食性試験である塩水噴霧試験

以下表は、JIS(日本工業規格)に準じた複合サイクル試験を実施した結果である。
これより、防食溶射皮膜については6,000時間以上の腐食耐久性を確認できる。(塩水噴霧試験のため海岸沿等の塩害環境下での効果となる)
対して、主流防食技術である溶融亜鉛めっき、ふっ素系の重防食塗装は1,500時間経過時点で腐食が確認できる。
これより、防食溶射皮膜が4倍以上の腐食耐久性があると言える。

防食方法 仕様 複合サイクル試験経過時間(h) 耐用年数
(発錆時間)
0 3,000 6,000
鋼板 ボルト 鋼板 ボルト 鋼板 ボルト
防食溶射皮膜 最小皮膜厚
100μm以上
平均皮膜厚150μm
6,000時間以上の
腐食耐久性を確認
溶融亜鉛めっき 550g/㎡以上 1,500時間経過時に
腐食確認
ふっ素系
重防食塗装
6層コート
膜厚250μm
1,500時間経過時に
腐食確認

加工例

 
高力ボルト 高力ボルト

高力ボルト

高力ボルト以外にも、
多数施工実績がございます。

 
普通ボルト 普通ボルト
 

普通ボルト(M16)

アンカーボルトセット

アンカーボルトセット

高力溶射ボルト実績

NEXCO

 
納入年月日 発注者 工事名(2012~2020は累計) F10T(全溶射) S10T(頭部溶射)
2012年
~2020年
NEXCO西日本
NEXCO東日本
全年度累計 614,415 447,536
2021年 NEXCO西日本 沖縄自動車道 億首川橋(下り線) 6,427 -
2021年 NEXCO西日本 新名神高速道路 成合第一高架橋 - 39,965
2021年 NEXCO西日本 中国自動車道 吹田JCT~中国池田IC間橋梁 4,478 18,588
2021年 NEXCO西日本 新名神高速道路 城陽西高架橋 26,819 2,298
2021年 NEXCO西日本 その他 5物件 8,734 14,190
2022年 NEXCO西日本 新名神高速道路 大戸川橋 - 24,030
2022年 NEXCO西日本 中国自動車道 中国池田IC~宝塚IC間橋梁 23,109 -
2022年 NEXCO西日本 沖縄自動車道 管内高架橋補強工事 2,909 -
2022年 NEXCO西日本 沖縄自動車道 幸地ICランプ橋 3,624 -
2022年 NEXCO西日本 その他 9物件 31,032 54,867
合計 721,547 601,474

NEXCO以外

納入年月日 発注者 F10T(全溶射) S10T(頭部溶射)
2015年 宇和島市、兵庫県、熊本県 614,415 447,536
2016年 - - -
2017年 群馬県 - 1,070
2018年 長崎振興局、松江国道事務所、沖縄総合事務所、山形河川国道事務所 3,046 2,512
2019年 川崎市 3,202 18,590
2020年 川崎市、山形県、愛媛県 15,201 102,964
2021年 川崎市、群馬県、帯広開発建設部 4,459 2,525
2022年 沖縄件 - 7,954
合計 29,914 149,930

ボルト・ナット・座金の
サビや腐食を防ぐためには、
金属溶射が効果的!
長期間の耐久性を確保し、
メンテナンスの手間を
軽減するために、
ぜひ金属溶射をご検討ください。